oregano note

シンプルで合理的な生活

麻辣モスバーガーは個人的にはあまりヒットしなかった

2月7日から全国展開しているモスバーガーの限定メニュー「麻辣モスバーガー」
花椒と赤山椒を使用したソースで、これまでにない辛さで美味しい、辛くて美味しくないという両方の評判を聞いており、実物が気になっていた。
なにしろ我が家では、花椒は昨年から重要な調味料のひとつとなっており、麻婆豆腐以外にもアジア系の料理にちょっとかけてみたりとなにかと重宝している。

ただ2月は体調も悪くなかなか機会がないままだったのだが、先日、ようやく食べに行くことができた。

4種類(花椒のバーガーと、チーズ入り、そしてそのダブル)のうち、食べたのは普通の花椒モスバーガーである。

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麻辣モスバーガー。右奥はモス野菜バーガー

だが感想を言うと、スパイシーな料理は好きで辛さにはそれほど弱くはないため辛くて食べられないなどの注意されていたようなことはなかったのだが、期待の割にあまりヒットしなかった。
それどころか個人的には歴代のメニューの中でもかなり残念な出来なのではないかとおもっている。

たしかにマーとラーの感覚は強いのだが、旨味がないというか、スパイシーなだけのソースに感じられた。
花椒は辛いだけでなくフルーティーと称されるようなふんわりと心地いい風味があるのだが、モスのソースからはこうした風味がまったくない。
またソースの辛さのために他の味もほとんど消えていた。

限定メニューでこれまでにないものをという意気込みでチャレンジしたというのもあるのかもしれないし、もちろんモスは店舗や担当者により出来不出来が大きく異なることがある。
それに刺激が好きな方を想定していたり、チーズバーガーの方が合うタイプとしてつくられているかもしれない。

ただそれを加味しても個人的には今回は自分の好みとは異なったものだった。
そして定番メニューはよくできているのだなと改めて感じ入って帰ってきたのだった。